2005年 09月 26日
「英雄 HERO」 2002
上映当時は興味皆無だったのに、また見てしまった。。 トニーにハマってから彼中心で見ると、中毒に陥る作品。 赤、青、緑、白、衣裳の色で別の物語、別の人格を演じ分ける 俳優達の豊かな演技力に魅せられます。 その中でもやっぱりトニーレオンの演技は秀逸。 常に控えめで哀愁漂って、何やってても誰に対しても愛情溢れてて 一個人としての人間を超越した役を貰ってるけど、それを演じきってます。 おまけに真剣な剣さばきまで披露。 立ち回り他、アクションも総てトニー自身が演じたものだと知って 性格俳優がここまで出来るなんてと、目を疑いました。 書と剣、悟れば境地は同じ。これもテーマの一つなのですが 書いてる時のトニーレオンがまた素敵なのです。 赤い衣、乱れる髪、戦うように舞うように朱墨で書く「剣」 風砂に棚引く白装束、剣の勢いで舞い飛ぶ砂、力強く滑らかな動き 砂漠に”剣”で書く「天下」。 中国の壮大な風景、それに見合う美しい衣裳 それらを撮ったドイルの撮影も完璧でした。 カメラマンのクリストファー・ドイル 俳優のトニーレオン、マギーチャン、チャンツィイー(は2046からですが) ウォンカーウァイ監督映画と同じ顔ぶれなのに 監督が違えばこんなに雰囲気が変わるのかぁ〜。 と当然の事なんだけど、かなり新鮮な驚きも有り。 役者さんは化けて当然だけど、ドイルの撮影術の多様さには参りました。凄過ぎ。 ★★★☆
by hudousek
| 2005-09-26 10:45
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