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VAGABOND
あっ バガボンド
たまたま目に入って 久しく読んでないけど どうなってるだろう?と
手にした巻々・・・




武蔵は傷を癒やすために 本阿弥光悦の家で休らえており
光悦に 刀を研いで貰っていました。
研ぎ師として 一線を退いた理由と
にも関わらず 武蔵の刀を研いでくれる理由を聞きながら。

いくら磨いても 刀の中に 美を留める事は出来ない、、、
刀の美しさを 人を切る美しさに あるいは 切る人の美しさに見る 光悦。
”刃物として与えられた命を全うしてこそ美しい”
”そして私はやはりそんな美のためにのみ研ぎたいのです”と。





ある日 一面雪化粧した光悦の庭で
先客であった 佐々木小次郎と邂逅
木の枝を刀に見たて 二人 戯れに
切り合っていたのか 語りあっていたのか

小次郎の振るう剣を見て
武蔵は 幼い頃 山の中で辿り着いていた ”理”に再び出会う。
"体を 手放せ"。。

光悦も それを至極の美の舞と見たか
一線を退いた後 刀を磨いた 唯二人が 目の前で戯れる姿に 引き込まれる。

三人の織り成す 自然であり 理想であり 悟りでもある 究極の世界に 魅せらてしまいました。



余談ですが
光悦作『不二山』らしき茶碗を
水で絵を描く武蔵に 使わせてみたりもしてましたね。。




それから暫くして出た26巻
墨が滲んだかのような絵の美しさにも打たれ
全巻お借りして再読開始してしまいました。
それから エンドレスリピート気味。。

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by hudousek | 2007-09-27 21:00
読書中。。。
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蓬生 関屋 絵合 松風 薄雲





朝顔 乙女 玉鬘 初音





胡蝶 蛍 常夏 篝火 野分 御幸 藤袴
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by hudousek | 2007-08-16 21:18
読書中。。
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桐壺 帚木 空蝉 夕顔



若紫 末摘花 紅葉賀 





花宴 葵 賢木





花散里 須磨 明石 澪標
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by hudousek | 2007-07-31 06:57
Leonardo da Vinci


芸術新潮 2007年 06月号

チェーザレを読み始めてから 絵画以外でも
レオナルド・ダ・ビンチに興味出て来てたので読んでみました。
人物やその足取りを 深く掘り下げた内容ではなかったのですが、、、
受胎告知に関しては こんな沢山見比べたの 初めてでした。
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by hudousek | 2007-07-24 07:02
Amedeo Modigliani Jeanne Hebuterne


芸術新潮 2007年 05月号
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by hudousek | 2007-07-03 19:06
イギリス古寺巡礼 中世の美を訪ねる旅


芸術新潮 2007年 04月号
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by hudousek | 2007-07-03 19:02
CESARE 3


チェーザレ―破壊の創造者3


かつてヨーロッパが放棄した アリストテレスはじめ古代知的遺産のほとんどを
イスラムがアラビア語で伝承し キリスト教世界に還元した事を語り
他の宗教を邪教 他の民族を蛮族と考える 当時のキリスト教世界に於いて
人種や信仰の違いを越え 優れたものに学び
変革してゆく事を肯定するチェーザレ。
この柔軟な思想に 逸早く到達出来たのは チェーザレの資質に加え
ルネサンス直中のイタリアで生まれ育った
800年に渡るレコンキスタで 異文化との融合を
既に経験していたスペイン出身の貴族という
イタリア人でも有りスペイン人でも有る視野の広さ故。

”混在したこの世界こそが神が我らに与えた世界”
と キリスト教聖職者であるが、宗教、人種、言語、、
個々の違いを当然の事と受け止めているチェーザレに惹かれ
その言動を即座に理解吸収し
”真の自由は心の中に存在する”と悟ったアンジェロ。
これから彼の進んでゆく道、表現してゆくものも楽しみ。

前巻から引き続き語られる チェーザレの目指すべき理想
”なぜこの半島(イタリア)は分裂を繰り返す?”と、新たな解決すべき疑問
そして庶子故の答えのない深い葛藤、、、
話の核となるものが出揃ってきたかな。
人を誑し込める程の思想 行動 の魅力に加え
騙し裏切る冷酷さの片鱗も見せ始め 増々目が離せない。

君主論マキャベリ登場。
民衆の視点で君主制と共和制の違い。
スペインの 国土回復運動
ロレンツォ・デ・メディチの力と大陸の均衡。
キリスト教世界での嫡子と庶子。
チェーザレ・ボルジアと ジョバンニ・デ・メディチに大学の学位が必要だった理由。
等、盛り沢山でした。
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by hudousek | 2007-05-22 19:35
紅の雲 ~谷崎純一郎 『細雪』より~
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京中のさくらの名所を廻った10代の頃のエネルギーは無く
お花見に出掛ける機会は ない に等しいけれど
それでも毎年 必ず逢いたいと思う桜がある。

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それは 期待を裏切り
知る人ぞ知る隠れた名木でも 自分だけの秘密の場所でも なんでもなく
『細雪』に”此処の花を措いて京洛の春を代表するものはない”と
表された平安神宮神苑の紅枝垂れ桜。
谷崎の文章に鷲掴みにされた次の春から
雪子たち姉妹と 変わりない気持ちで ここを訪れている。


"名木の桜が、今年はどんな風であろうか、
もうおそくはないであろうか、
今年も同じような思いで門をくぐった彼女達、
忽ち夕空にひろがっている紅の雲を仰ぎ見ると
皆が一様に「あー」と感嘆の声を放った。
この一瞬の喜びこそ去年の春が暮れて以来
一年にわたって待ちつづけていたものなのである。"

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by hudousek | 2007-04-13 19:22 |
蟲師 八


八、  潮わく谷 冬の底 隠り江 日照る雨 泥の草  

答えなんてない
ってところを描いているのが好きです。
一気に読んだ方が、より浸れるかな?
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by hudousek | 2007-04-10 23:08
非公開の川端康成邸を鎌倉・長谷に訪ねて


芸術新潮 2007年 02月号

大きな目で作品を凝視する康成
目が強烈な光を放っている。
癒し、慰め、または自身の生の確認、、
小説や全集の引用により
文豪の目を通し 文豪の言葉で語られる 数々のコレクション。
後に国宝や重要文化財に指定される美術品も素晴らしいが
康成の それらを観る感性 洞察力
また 情感を語る語彙と表現力が余りに豊かで
自力では 決して辿り着く事のない
作品の深淵に触れる事が出来ました。。

交遊の深かった三島由紀夫の自邸についても一部記載があったので
クリスマスプレゼントにいただいた三島由紀夫の家を開いてみる。
非常に好対照を成す、和と洋の邸宅。
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by hudousek | 2007-03-29 19:45