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「2046」 2004
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Wang Kar Wai film

Tony Leung
Takuya Kimura
Gong Li
Faye Wong
Zhang Ziyi
Carina Law
Chang Chen
Maggie Cheung

★★★★★

切な過ぎ、哀し過ぎの内容だけど、それ以上余りある美しさに魅せられ
何度でも何度でも見たくなる。
ストーリー、カメラワーク
美術(衣装、アクセサリー、インテリア、セットの内装、小物等)
どれをとっても最早、芸術の領域。

俳優たちはみんな母国語を話してるんだって。確かに、木村拓哉はずっと日本語。
でも、チャンツィーとトニー、コンリーとトニーは、北京語と広東語で
あんなに長いシーン演じてたの??それで成り立ってるのが凄い!

劇場1回目
花様年華の続編って聞いてたのに
トニーレオン扮するチャウが全く別人格で、若干拒否反応。
チャンツィー、フェイウォン、それに木村拓哉が素敵だった。
キムタク、これ以上の役が今後廻ってくることは無いだろうと思えてしまうくらい。

劇場2回目
トニーに関してはイメージをぶち壊すくらい
違った演技が見れる事が逆に嬉しくなりはじめる。
チャンツィーが上手い。悲しみの涙が、気の強さ故悔し涙に見えて、絶妙。
またそれが似合いすぎ。。
フェイウォン
近未来ミステリートレイン内の 感情が無い訳ではないアンドロイド
1960年代の 日本語を理解出来ない訳ではない女性
どちらもそうなんだけど、感情や言葉をを知りはじめたばかりの
無垢で、人間味が曖昧な役、上手く演じてる。
アンドロイド役の表情、覚束無い日本語の練習シーンの声、、
頭から離れないくらい印象的。
また、タクといるときの物憂げで不思議少女な雰囲気と
チャウと居る時の明るい笑顔生き生きしてた姿が対照的。

劇場3回目
タクにあってチャウにないもの、、それは若さ。純粋さ。それが際立ちはじめる。
タクを登場させた訳にやっと気付きはじめました。

DVD1回目
喪失感満載で悲し過ぎるよ。。
チャンツィー、悲しさ悔しさホント良く表現してる。
気の強さも高飛車さも彼女らしくて。
愛することに付きまとう苦しい部分だけを演じなきゃいけない
酷な役を体当たりで演じる姿に感動した。
トニーレオン、こんなに振り幅ある役を違和感無く演じれるなんて。。
沢山の女優さんと色んな恋をするんだけど、相手によって
ホント様々な姿、表情、対応を見せてくれる。別れ方もね。
60年代の艶やかなチャイナドレスをまとった、超豪華女優陣の美しさに
負けてないトニーの存在感は圧巻。控えめなのに印象深いから尚更。。
by hudousek | 2005-09-22 10:35